mogimasa2008-01-06

親父の七回忌と弟の十三回忌を去年の暮れに予定していた。結果は、自分の入院騒ぎで実行できなかった。今年、繰り越しでもいいからやりたいと思う。
親父は、鍛冶屋の次男坊でそのまま家を出て家業をついだ。なのでふいごが子供の頃あってコークスとかもあり、農機具の修理なんかやってた。
やがて、水道工事店もするようになって井戸掘りを始めた。小学生の高学年になってその井戸掘りの手伝いをしたことをよく覚えている。体が小さい子供が井戸掘りの最終段階に井戸に入り砂利と水をかい出した。
良く晴れた冬の昼間、暖かい井戸の底で「真昼の星」を見たことは忘れない。
ところで、親父はいったいどのくらいの数の井戸を掘ったのだろう。いま、山際の道を歩くと昭和30年代に井戸が造られたと書かれた使わなくなった井戸を見かける事がある。もしかしたら親父が掘った井戸だろうかと思ったりする。
少なくとも20年間は、やってたはずだから20〜50近くは掘ったと思う。
吉井町に「塩」と名のつく地区があり、そこの井戸は掘ったけど大昔に海だった事から塩水がでて困ったという記憶があるが、最近になってこの井戸水を「うどん作り」に利用するようになったと聞く。役にたっているんだと思うとうれしくなる。