2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ほぼ同時に、映画史を飾る二人の巨匠監督が亡くなったニュースが世界を駆け巡る。スウェーデンを代表するイングマール・ベルイマン監督。『野いちご』『冬の光』『魔術師』『鏡の中にある如く』『処女の泉』『ペルソナ』。書き出せばきりがない。というほど…

高崎は、午前10時前から雷をともなった激しい風雨でまるで夕方のように空は暗く豪雨でまるで霧が漂うような別世界。だるま弁当を買って両毛線に乗る。ようやく小雨になるなか列車は滑り出す。北毛の渋川・沼田では列車が止まりバス運行になるとのアナウンス…

昨日は、「とっておきの山歩き」で西御荷鉾山に登って来た。地方紙には7月に山頂付近のニッコウキスゲ満開のニュースが掲載されていたがキスゲは盛りを過ぎていた。それでも僅かにぽつんぽつんと山頂に咲く花は、夏を惜しむかのようにという表現ぴったりで、…

もう一つあった、というかそもそもの出発点があの「要塞」でしたなあー。なにがって、「ヒメネス」の出発点だったかなあー。『冒険者たち』アラン・ドロン、リノ・バンチュラ、ジョアンナ・シムカスのあの名作映画の海に浮かぶ「要塞」でした。忘れてました…

「ドルティ・コラム」のフジロック欠席?のため、オヤジ組ふたり(長島・茂木)は今年は参戦を断念する。ただしあの雰囲気は捨てがたいし、あの場所にいる意味は無視出来ない。ていうか、フジロック事務局と周辺のサポートグループそしてロックというそのものに…

ウルリッヒ・ミューエも亡くなった。『善き人のためのソナタ』の主人公あの国家保安省の監視員である。54歳胃がんだったらしい。ここにまでエドワード・ヤンが亡くなったことの延長線に繋がっているとはとうてい思っている訳ではないけど、、、。なんだろう…

コミュニティシネマ正会員会議。このところ会議の数がまた増して来ている。普段、会議会議って会議の数の多さを批判し続けている茂木が「会議」に振り回され始めている。なんてことだ。もうすこし、必要な人が適当にだらだら話しながら「こんなほうかねえー…

渋谷でコミシネ関連の会議。早くに出て行き『街のあかり』ユーロスペースで観る。カウリスマキ独特の映像美なり。シネマテークたかさきでも秋の上映が決まっている。ご期待下さい。打ち合せは、休憩なしで6時間ぶっ続けて表参道のホテルに場所をうつしてレス…

『長江哀歌』試写で観る。ジャ・ジャンクー監督の最新作。そしてヴェネチア映画祭グランプリ作品でもある。前作『世界』もそうだが、現代中国の光と影をリアルに描いた傑作だと思う。しかし、前作以上に描き込んだ、いやジャンクー監督の最高傑作だろう。と…

日曜、午後の入れかえのあと城南球場へと歩く。高崎商業は接戦をせいして、あの校歌を歌ったことだろう。すでに第二試合が始まっていた。500円の入場料を支払ってバックネット裏に滑り込む。いつもいってるように、現場でみることは試合内容にかかわらず面白…

やりましたね、なにがって、決まってるでしょう。サッカーでしょう。PK戦だろうが、なんだろうが勝ちました。普段、インターナショナルな生き方をしたいなんて言ってるのに、サッカーになるとこれだから信用がない。しょうがない。ナショナリストに変身する…

「ドルティ・コラム」聞きました。奥深い、、、好きです。はまりそうだ、次の2006年のアルバムが気になる。長島氏のメールひとつから、こうした展開が進むなんてたまりません。スタッフ数人は、前橋群馬会館で開催されている「松風座」成瀬巳喜男特集上映に…

ミレニアムの長島氏は、このブログの管理責任者でもある。そして、今日になって「今年のフジロックフェスティバルの最終日にいく」と言うのである。行かないと聞いてたのに。「お目当てのバンドあるのですか?」とメールを返すと「ドルティ・コラム」をとおっ…

第29回ぴあフィルムフェスティバルが明日まで渋谷会場で開催されている。 ここ数年、顔出していたのに今回は欠席となった。 会場の雰囲気だけでも感じておきたかったのに、がっかり。 丸一日のスケジュールも空けられないのってのは、やはり問題がある。 優…

県立女子大ワークショップの記者会見。高崎記者クラブのみなさんの文字通りのご支援でなんとか上映を成功したいとおもう。高崎映画祭・シネマテークたかさきもそうなんだけど、いつなにをどう上映するかでその後の全てが決まって行くわけだから、適当なこと…

コミシネ定例会議は、総会後で祝日ということでもありお休み。そしたらもちろん、テレビでスポーツ観戦しかない。サッカーアジアカップ最終予選、敵地ベトナムでの戦い、テレビ観戦。引き続きWOWOWでボクシング。ジョー小泉のおやじギャグが、あいかわらずで…

家の前の大沢川がひさしぶりの大雨で濁流となっている。なんども見に行くがおもっていたより水かさは増してない。橋桁まできたことあったけど、、、。そうやって水量を見に行って濁流にながされるんだよね。年寄りと子供が、、、。だるくて終日家にいるので…

『もがりの森』初日、尾野真千子さん・渡辺真起子さん舞台挨拶。もうとてつもなく盛り上がりました。いや女優さんお二人は緊張しますし、胃が痛くなります。が、いいなあー、こういう打ち上げって。あっ、渡辺さんたちと打ち上げしました。つうか、無理矢理…

平成18年度たかさきコミュニティシネマ定期総会。午後7時〜ホテル・メトロポリタン高崎で開かれ、無事に事業報告と今年度の事業計画が承認されました。やはり、ほっとしてます。これで正式に、2スクリーン建設が進む事になります。「豊かな映画環境の充実を…

渡辺真起子さんのブログにも、シネマテークたかさきでの舞台挨拶のご案内をしていただきました。すごくうれしい。ありがとうございます。今から土曜日が楽しみです。なんか台風が来ている様子ですけど雨風にも負けないで予約された方おいで下さい。宮沢賢治…

8月に二つの自主企画上映イベントが平行して進められている。県立女子大の上映ワークショップも、企画がまとまりすでにチラシも完成来週には記者発表の予定となっている。高崎映画祭スタッフ企画のオールナイト上映会も最終の詰めに入って来ている。映画祭恒…

9月までのシネマテークたかさきスケジュールが、確定したことになる。7月下旬〜8月いっぱいの「夏休み」の上映作品は、3年目にして充実の期待作品が勢揃いした感がある。これって、手前味噌になるのだろうがまずは、送る側が納得した作品を用意しておかない…

告別式の後、従兄弟たちと先祖の墓がどこにあるか知ってる者が知らない人に教え始める。当然、おじいさんのそのおじいさんがどこのだれで、いまどこに墓があるのかで盛り上がる。子供の頃に、その「薮の墓」と「丘の墓」についてとか父方と母方の先祖がどこ…

うまい、そして深い、7日からはじまった『善き人のためのソナタ』大方の意見も上半期ベストの作品であることは確かだ。映画がもっている魅力をこの映画は最大限ひきだしているだろう、監督は33歳、若き才能に驚く。タイトルのもっている意味、やがてページを…

継続審議になってる事案がこのブログにもありました。そう、「ヒメネス」と「国定忠治の逃避行経路」でした。どうしよう、言い出したことだから進めて行くつもりですが、、、。いまのところ地理人脈として玉村がポイントになっているような気がします。たか…

叔母の通夜にぎりぎり間に合う。どうしても肉親の葬儀を想い出す。弟が23年前に父親が7年前に亡くなっている。今年は合同の慰霊をおこなう。父は、もともと鍛冶屋の次男坊として生まれたため、母と結婚するまえから鍛冶屋の仕事についていた。子供の頃、ふい…

毎年この季節になると、「冷房病」で体調を崩す。会社のデスクの真上に冷房の吹き出し口があり、先週には寒さしのぎに段ボールを貼った。そう日比野さんのように、、、。うそ、あんなにきれいな段ボールアートはそう簡単にはいかない。いやそういうことじゃ…

さて、今年上半期のベストワンの呼び声がたかい『善き人のためのソナタ』が満を持して7日、土曜からスタートします。ほんとに長い間お待ち下さった皆様、いよいよですぞ。2週間限定上映です、お見逃しの無きように、、、。 そして、内容のよさをチラシではお…

県立女子大ワークショップと同じ時間枠で「大林宣彦監督講演会」が別教室で行なわれる。ワークショップを途中抜け出して講演会に滑り込む。長野を舞台にした新作『転校生』製作現場や制作の過程などいつものやさしい語り口でお話しになる。映画監督としての…

結局、ネットショッピングで本を買うことになる。2ヶ月前には書店の棚に確かに並んでいた本が、一昨日いってみたらすでにそこには無かった。これが一冊にとどまらないとしたら新刊本に変わったことだと判断した方が妥当だろう。売れて追加してないと思う方が…