mogimasa2007-07-09

告別式の後、従兄弟たちと先祖の墓がどこにあるか知ってる者が知らない人に教え始める。
当然、おじいさんのそのおじいさんがどこのだれで、いまどこに墓があるのかで盛り上がる。子供の頃に、その「薮の墓」と「丘の墓」についてとか父方と母方の先祖がどこなのかにも話しがおよんでいく、、、。
うろ覚えと、まったく聞いたことがないこととが入り交じり不思議な世界に迷い込む感覚が広がって行く。オヤジのオヤジのオヤジあたりしかたどり着けない。あとは霧に隠れてしまう。
でもその程度が丁度いいのかもしれない。3代100年が記憶に残る範囲だろう。栄えた一族や、苦境に立たされた一族も、いいことや悪いことも永遠に続かないことだろう。