2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

8月の最終日、『歩いても 歩いても』是枝裕和監督のティーチイン盛況のうちに終わりました。おかげさまで二回とも満席でした。今回は、映画をご覧になった直後のお客様の感想や質問に答えて頂くかたちで進めました。監督の亡くなられたお母様の想い出を入れ…

全国コミュニティシネマ会議2008in仙台、最終日だけに参加して来ました。シネマシンジケート部会。司会をシネマ5の田井さん、是枝監督、フォーラムの長澤さん、ビターズ・エンドの佐竹さん、コミシネ支援センター事業推進委員長の堀越さん、そして茂木。約2…

街中から本屋が、無くなっていく。10年いや20年くらい前からそれまであった本屋がみるまに数を減らし、残された店も品揃えや規模が変わっていった。街中映画館が無くなっていったのと同じようなペースで、、、。映画館のほうが極端だけど。残された本屋は、…

雨が小雨になったとき、思い切って傘さして散歩に出る。数えてみたら3ヶ月ぶりだった。空き地の草が刈られていて、道ばたの花も春から晩秋にすっかり替わっていた。畑だったところに2階建ての木造建築が建築会社の看板の奥に立っている。「サルスベリの木…

『歩いても 歩いても』初日、是枝監督の舞台挨拶申し込みは順調にはじまってます。初回はすでに8割を超えて来ています。二回目は、まだ余裕がありますがすぐに満席となるようです。どうぞお早めにお申し込み下さい。監督からの要望も届いていて、極力ご覧頂…

夏の終わりが突然来たようで、着るものは出てこないし咳はとまらないしそろそろ初秋の日射しが欲しくなっている。庭のテッポウユリが、きれいに咲き始めて小雨の中に凛と立ち尽くしている。文字通りの「野のユリ」だ。人間がどれほど着飾っても野に咲く一輪…

森達也監督から新書が送られて来た。「メメント」実業之日本社8/29発売予定。なんで送られて来たのか解らないまま、パラパラとめくってみたら高崎映画祭の項目があり、急ぎ読みはじめて止まらなくなった。4年前に森監督の特集を高崎映画祭で企画して監督と秋…

体を動かすのが好きな方だから、じっとしてるのは苦手。ここんとこ、じっとしてる時間が長くなって「体が固まった」のだ。頸部手術のあとは、いままでよりも頸肩背中のはりがひどくなっていて、会社務め終えて現金が入らなくなったこともあり、頸が回らなく…

あれほど庭先で鳴いていた蝉の声がピタリと止んだ。鳴くのを止めただけで、まだどこかで棲息していることだろう、暑さが戻ればわかること。慌てて長袖のシャツを着込んでいる。そして、そろそろ落ちアユの季節になるはず、、、。あの天然子持ちアユの塩焼き…

この季節に聞きたい曲目は、「サマータイム」「夏の日の恋」いいですよね、、、。静かに夏が終わりを迎えていくような気持ちになる。『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』終わりました。お陰さまで、ほんとに沢山の皆様にご覧いただけました。いろいろな想いも…

いまさらながら、山本周五郎にはまっている。もともと読めばわかるように、うまい・潔い・泣かせるの連続で読みはじめたら途中ではやめられない。なぜ今頃になってそんな遅い話しになるかと言うと、出世作となった「須磨寺付近」を2日前に読んだこともある…

立川談春〜シネマテークたかさき〜山師ダニエルVS牧師イーライ=『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』「赤めだか」立川談春著、いま高崎と新宿渋谷周辺で読み継がれ盛り上がっている。日本エッセーなんとか賞とか貰ったと言うから、茂木の眼も狂いはないと思っ…

自家用車としてマツダの軽四バンに乗ってるのだけど、少し前に頸が回らずバックの確認ミスでリアーのガラスを割ってしまった。修理のために車に乗っけてあったCDとかいろいろビニール袋に詰め込む。あまりにも何でも積み込んであったので知らないものまで出…

ようやく、駅中の書店に顔を出す。「出星前夜」飯嶋和一著「オフィサー・ダウン」テリーザ・シュヴィーゲル著と「山と渓谷9月号」を手に入れる。その「山渓」に(ナイト・ハイキングの楽しみ)が特別企画としてあった。ここ数年、体調がいまいちだったこともあ…

土日家から一歩たりともでなかったので、夜になって横を流れる大沢川の橋の上までいった。川のせせらぎのなか、聞こえてくる複数の虫が確実に秋を表現していた。なんだか、こんなことばかり考えている。脳内退化現象のひとつだろうか。明日は、いくつか外に…

金沢シネモンドの土肥支配人が、シネマテークたかさきに来てくれた。といっても茂木は、いまいちの状態でお会いする事が叶わなかった。聞くところによれば、うちの支配人と合流して「のみ」にいったらしい。こんなおいしい話しを、逃すことなど決してなかっ…

63回目の終戦記念日。ここ数週間、戦争の回想ドキュメンタリーを数多くみた。これでもかこれでもかというほど、愚かしくも無意味な戦争の現実をみせられる。わずか、63年前にあのような悲惨な戦争が東南アジアでおこなわれていたとは、、、。そして日本軍の…

行動範囲が限られてくると、考える事も単調になっていくものである。視野が狭くなって、つまらんことばかり考えているのが、狭くなって今まで茫洋としていたことのなかに大切なものがないか考えることも出来る。しかし、大切なものってそんな簡単に見つかる…

モギマサ日誌への書き込み、ありがとうございます。『幻影師アイゼンハイム』『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』ともに、インパクトのある映画だけに、ご覧頂いたお客様の反応は通常とは別のものがあると思います。そして平日にもかかわらず、劇場にお出でく…

CTの検査は、治療した左の肺は順調に回復しているとのこと。ただ全身のCTだったので、あらためて野口みずき同様にMRIの検査をすることになる。そこでCTとMRIの画像を見比べて、所見になるらしい。来週あたりでしょうか、、、。おもしろいもので、数日前まで…

肺へのCT検査と聞いていたが、結果は全身へのCTになっていた。まあー、その方が見られる場所が拡大したのでいいんだろうなと、、、。結果は、明日にわかるので。イケメン先生だし。意味がよく解らない。世の中、お盆休みなので群大病院もいつもよりすいてい…

「ぐんま総合文化祭」2日目。痛み止めのロキソニンを忘れてしまった。薬が切れる午後から、解散するまで脇腹から腰そして体の節々が痛み出した。「かたまった」と言うのが実感。2日間、審査室に閉じこもっての作業しかも冷房の中という環境だからしょうが…

全国高校総合文化祭が今年は県内各地で、開催されている。伊勢崎市文化会館では、「放送の部」でビデオとスライドショーの審査で午前中から会場につめる。各県2本のビデオ(5分)と1本のスライドショー(5分)×47都道府県分の審査は膨大である。今日明日と2日間…

8並びで、北京五輪開幕。暑い毎日家に閉じこもってテレビ観戦しないでみなさん、劇場に足を運んで下さい。いよいよ『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』始まります。皆様のお越しお待ちしています。そして『幻影師アイゼンハイム』も同時公開です。ある意味、…

あたりが静まってくると、裏庭のほうから「キリギリス」の声が聞こえてきた。これほど家の中で沢山の虫の声を聞くのって、かつてなかったような気がする。テレビの音を小さくすると、いままで聞こえなかった「ハムシ」のようなジーという音がどこからかして…

長谷川伸没後45周年記念出版の第2版「股旅新八景」を買う。9月には、長谷川伸が戦時中にボストンバッグ1つをを常に肌身離さずにもっていてその中身が敵討ちの膨大な資料だった。と伝説にもなっていてやがて戦後に発表されたのが、あの大傑作「日本敵討ち異…

今朝方というか、午前三時をまわっても遠雷の音が聞こえてくる。ここは、秩父方面からと榛名山そして下仁田方面からの雷の通り道になっているようだ。どれか一つが来る時と、それぞれが牽制し合ってよけていく事も以外にある。七時に新聞をとりに出た時も、…

2日続けての、隣保班内の「お通夜・葬儀告別式」だった。近年は、葬儀場でおこなわれるので昔のように3日間かかわることもなくなり、楽になったと言われている。この葬儀場の冷房がくせ者で、体力落としている茂木にとってはきつかった。どうでもいいが、そ…

この写真、ちょっと解りづらいと思いますが「買えない味」平松洋子著の70ページ、風 肉、魚、野菜、果物を干す にある「肉のブロックを日長一日風通しのよい窓際で干す」から、、、。数日前にブタのヒレブロックを買い込んで干そうとしました。今回は残念な…

『ひめゆり』舞台挨拶と講演会、満席の盛況でした。与那覇百子さんの証言に、みなさんただ食い入るように聞いて頂きました。なにより、彼女の静かにたんたんと語りかける言葉の重みに圧倒されての一時間でした。語り継ぐ意味を再認識した夜でした。柴田監督…