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8月の最終日、『歩いても 歩いても』是枝裕和監督のティーチイン盛況のうちに終わりました。おかげさまで二回とも満席でした。
今回は、映画をご覧になった直後のお客様の感想や質問に答えて頂くかたちで進めました。監督の亡くなられたお母様の想い出を入れ込んだ作品ということですが、そこは是枝作品ご覧になった皆さんは、それぞれに自分の家族や両親の想い出も重なって、普遍的な家族ドラマになっていてそこからからくる印象を感動的にお話になられました。サイン会も含めてハードな日程になりましたが、スタッフとの交流会まで参加頂き、最後にスペシャルな内容の企画も聞かせて頂き、楽しい一日でした。でも、監督は大勢の人と会うのだから疲れることも人一番だろうなと思う。
映画館を運営する身としては、新作映画の上映はあたりまえなのですが、プラスアルファーのお楽しみというと少し違うけど監督のティーチインが、もつ喜びは確かに大きいと感じた。スタッフが喜んでくれるのも嬉しいものだ。
最後に監督がおっしゃって頂いたように、この映画はあらゆる年代の人々にそれぞれに印象深いシーンが散りばめられた珠玉な作品です。どうぞ、ご覧いただき感想もお聞かせ頂けたらうれしいです。