mogimasa2008-08-05

今朝方というか、午前三時をまわっても遠雷の音が聞こえてくる。ここは、秩父方面からと榛名山そして下仁田方面からの雷の通り道になっているようだ。
どれか一つが来る時と、それぞれが牽制し合ってよけていく事も以外にある。七時に新聞をとりに出た時も、ゴロゴロといってた。違う場所で。
翌朝に鏑川を車で渡ると、真茶色の濁流が橋の下を渦巻いても、ここでは雨が全く降らずに熱帯夜だったことがよくある。あー、下仁田や富岡で雷が凄かったんだと、、、。
夕方の風が流れる頃に、ぶらりと外に出る。近所の脇道のそばに「ムクゲ」の花が咲いていた。白い花弁の中心に紫が鮮やかに見て取れた。中上健次ドキュメンタリー映画のチラシのようだ。かすかに「ヒグラシ」が鳴いている。
懐かしいような、切ないようなこどもだった頃の夏休みを想い出す。
こんなふうに、夏の1日が過ぎていく。