mogimasa2007-07-06

叔母の通夜にぎりぎり間に合う。どうしても肉親の葬儀を想い出す。
弟が23年前に父親が7年前に亡くなっている。今年は合同の慰霊をおこなう。
父は、もともと鍛冶屋の次男坊として生まれたため、母と結婚するまえから鍛冶屋の仕事についていた。子供の頃、ふいごの前で父の仕事を見ていて左膝に鋳造の破片が飛び込みいまでもその傷跡がある。やがて水道工事店から弟が仕事を継いでからは軽量鉄骨工事まで仕事の幅を広げていた。
そんな経験からか、モダンアートの鉄板や酸素溶接の作品には惹かれて行く、、、。建築が気になるのも、もしかしたらそんなことなのかも知れない。
「手作業」で形の或るものを作り上げる人やグループに憧れる。
「映画」もそうなのかもしれない、スクリーンに現れる映像もそうだが、その奥に或る「手作業」製作現場が気になる。
父は亡くなる前、車いすでクレーンの組み立て工事を終日飽きもせず見ていたらしい。