mogimasa2008-02-22

ここに幸あり』なんとベタなタイトルだろうと思われた方も多いのではないでしょうか、、、。ところが、試写で観終わった後の感想が、ここに幸ありなのでした。
明日、23日(土)初日のイオセリアーニ監督の大傑作。ヨーロッパでは早くから高い評価の監督ながら、国内ではここ数本の映画から急激に注目を集めている監督である。
『素敵な歌と舟はゆく』『月曜日に乾杯!』『ここに幸あり』まとめて上映するのもいいかなあーと思っているくらいである。
国家の中枢にいる大臣が突然の解雇、全てを失い街中に放り出される。さあーあなただったらどうする。ストーリーを話したくなるが我慢して皆さんにご覧いただくに限る。ただ、人があるがままに全てを受け入れて、生きてゆく、、、。いいじゃないですか。
くたびれかけたオヤジは、必見の映画ですぞ。出世しなくも金持ちじゃなくも、奥様に逃げられても友だちとワインさえあれば、そこは最高の場所になれる、、、。
ここに幸あり』あなたのわたしのいるここ、こここそ、ここをよしとする。
映画を人生をお楽しみください。