mogimasa2007-09-04

(株)まちづくり三鷹から、シネマテークたかさきへ四名の方々が視察にみえる。全国どこでも中心市街地の空洞化が叫ばれ、その対策に苦慮していることはたかさきコミュニティシネマに訪れる団体の多さにも現れている。行政や市民団体のほかに最近は、こうしたまちづくり会社から見えることも特徴のひとつとなっている。
このような会社のほとんどは、行政出資が全体の7割8割といったかたちである。行政で、あるいは民間で取り組みが難しい狭間をこうした団体に頼る形となっていく。
そこで問題となるのが「映画によるまちづくり・映画による市街地活性化」をというコンセプトだとおもう。そのことが間違っている訳ではないが、「映画」そのものの取り組み方が第一次的にあって、その先に「街づくり」があるということが今日あまり意識されていないことだと感じさせられる。
シネマテークたかさきも、ミニシアターとして当たり前に「映画」と正面切って立ち向かっているか問われているものと思う。
三鷹のみなさんは、とても感じの良い方々でした。頑張って欲しいと思った。