mogimasa2007-11-08

いつもなら高崎映画祭定例会議の日、夜の9時は継続中だと思う。スタッフから、第22回高崎映画祭のスタッフ募集の担当が決まったとの同胞メイルが届く。あー、22回なんだなと、、、、。

術後の夜に痛みが続くのは昨年と同じ症状だが、今回も痛い。
なんでだろうと、、、もしかして普段他人の痛みを理解しない人間へのとっておきのお仕置きなのかもしれないなあーと暗闇で考えてたらそんなこと考える自分が情けなくなってきた。これゃー重症だアーとも思いつつ、いやーどうなんだろうと、、、。
入院いう非日常の世界は、旅行や研修に似ている。普段見過ごして来た大切な事柄を、ぴたりとピントをあわせて覗かせてくれるから。
早朝のBSテレビは、世界各地の出来事を瞬時に伝えている。EU各地では軽油の値上げで庶民の生活が苦しくなって来ている様子を見せる。
フランスの漁業組合によると、この10年間で漁船の数は四割減少して来ていて追い打ちをかけるように漁船の燃料の高騰で働いても収入にならないという。彼ら組合は、ストライキで対抗結局サルコジ大頭領まで引っ張りだして要求を飲ませた。つまり、働いた分の収益を保証したのである。そういえば、日本国内でもガソリンの値上げと軽油の値上げで漁業に大きな打撃を与えているにもかかわらず、組合もストライキする気配はなく交渉の先頭に立つ政党の代表もテレビの前には出てこない。
なんだろう、この大きな違いは、、、。インターナショナルなんて国内では死語になった言葉を使いたくもないが、「誰と何をして働き、働きに合わせた生活を確保する」ことの意味がこの国では破壊されつづけているのだろう。
政党や労組、行政の責任は重い。