mogimasa2008-02-19

ヴェネチア映画祭も終わる。『実録・連合赤軍』『パークアンドラブホテル』それぞれ受賞おめでとうございました。両作品とも「シネマテークたかさき」で の上映が決まるものと思われますが、これからのお楽しみということにして下さい。
連日、カール・ドライヤー5作品をご覧下さったお客様からの反響が凄い。のこり3日間です。脅かす訳ではありませんが(笑)、この春で日本国内の上映権が切れます。作家性に溢れる映画のおかれた環境は、いかに名作・傑作でも、いつでも作られたときの環境とも言えるフィルムで観られるわけではない。上映権を再延長し、観たいとき観られる環境を保証するための制度が必要なのです。はっきりいえばそのための資金がね、、、。
プレ映画祭での上映、その収支が出たわけではないけど、確実に赤字の上映になることは間違いないでしょう。興行の世界ではありえない上映形態といわねばなりません。赤字でいいやなんて思って始めるつもりはありませんが、結果赤字もやむなしという気持ちはあります。それはどこかでおとしまえをつける努力を別の世界でしなければなりません。
どっちにしても、残り3日間、世界の傑作映画お見逃し無きように、、、。