mogimasa2008-05-23

NHKのBS「今日の世界」、イラク情勢が報道される。
こちらは、イスラムシーア派同士の武力闘争が始まったが以前余談を許さない状況にある。武力と憎しみの連鎖は果てしなく続くようだ。
パレスチナ1948NAKBA』が、静かにお客様を集めている。
1948年にイスラエル建国決まった後、パレスチナの地ではユダヤイスラムのどうにもならない泥沼の戦いが、なんと60年も続いている。
映画『栄光への脱出』を、高校一年で高崎オリオンで観て興奮した記憶が残されている。いま考えてみるとハリウッド映画だけに、あきらかにイスラエル側からの映画ではあった。しかし、高一の田舎者からは、イスラエル建国の崇高さに感激した。当時、キブツシオニズムに憧れてもいた。つまり何も知らなかったということである。
パレスチナ1948NAKBA』の監督、広河隆一は1967年イスラエルキブツで働いていた。そこで彼は、1948年に当地で何が起きたのかを調べはじめた。残り一週間、この映画の持つ意味は深い。
二つの民族が宗教が、武力に頼らずに共存する道を探らなければならない。