mogimasa2008-06-26

そして、28日から『つぐない』が始まる。
イアン・マキューアン原作で最高傑作と呼ばれている「贖罪」の完全映画化。いま彼の新作「土曜日の朝」を読みはじめている。まさしく現代を代表する作家、ストーリーテーラーといってはばからない。映画のテイストは、ハリウッドの豪華さと見せ所をおさえたまさに、娯楽と芸術を兼ね備えた甘美な映画といえるだろう。
アカデミーでは、思わぬ苦戦を強いられたといっていいが本来もっと評価されてしかるべき映画であることは間違いない。
それにしても、こう話題作・秀作が続くとひとつひとつの作品の紹介をキチンとしないといけないのにどこか消化不良が残される感じで、シネマテークたかさきのファンみなさんとの繋がりがどうなっているか大切なポイントのように思える。