mogimasa2008-02-02

第14回絵本原画展 岸田衿子-山小屋だより-初日、会場に伺う。
ここの絵画展は、毎年手作りの色合いを見せながらも原画の持つ魅力を最大限に見せたいという心意気が伝わってくる清々しい展示になっている。絵本を二冊買う。
「やこうれっしゃ」と「ごろごろ にゃーん」。
「やこうれっしゃ」西村繁男作は、昭和のころだろうか上野から金沢までの夜行列車の一夜を丹念に絵本として描く作品。もじひとつなくも当時の様子を克明に描いてまるで一緒に一晩を過ごすような感覚に浸れる名作です。
「ごろごろ にゃーん」長 新太作は、大勢の猫たちが飛び魚型の飛行機に乗って旅する物語。海を山を渓谷を嵐の中を飛んで行く、、、。大好きな絵本。
どちらもお勧めの絵本です。
午後から県立女子大で群馬学「映画と群馬」シンポジウム。
上毛新聞の藤井さん、茂木、小栗康平監督、県立女子大の木下講師というメンバー。約2時間、それぞれの立場からの問題提起と意見交換だが正直詰め切れない消化不良感が残った。それでも3名の方々のお話は興味深かった。